new
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
今月も春夏仕様のセットです。泡、ロゼ、オレンジ、赤ワインが各1本に白ワインが2本入ったナチュラルワインの6本セットとなっております。
今回は希望小売価格の税込合計が19,250円のところ、全国送料無料で税込17,000円と大変お得なセットとなっております。
セット内容
ニュー・プレイヤー・イン・タウン 2022年(微発泡)
生産者:リオ・ロッカ
産地:エミリア・ロマーニャ、イタリア
ぶどう品種:トレッビアーノ・モデネーゼ
イル・ファルネートの当主であるマルコ・ベルトーニが新たに始めたワイナリーです。2003年に1haの土地を手に入れ、自身で植樹から始めたイル・ファルネート。農薬や化学的な肥料を使用しない農業と、ブドウ自身が持つ酵母のみ、伝統を守るビン内再醗酵によるフリッツァンテ。味わいだけではない、「常にテーブルにある食中酒」としてのレッジョ・エミリアの土地伝統を表現したワインを造ってきました。年を追うごとに畑も増え、樹齢も重ね、躍進の原動力ともいえるトマーゾのサポートもあり、徐々に軌道に乗りはじめました。
しかし、周囲のブドウ農家たちの状況は変わることなく、「むしろこの数年で、さらにひどい状況になりつつある」、と言うマルコ。「周辺には今でも多くのブドウ畑が残っている。しかしその大半は放棄地や、放棄される寸前の状態にある。彼らの多くは自分で醸造をする設備を持たず、協同組合にブドウを量り売りにしている。しかし、協同組合で買い取る価格はあまりにも安い、、。これでは誰も農業をやろうと思わないし、続けていくことが出来ない、だから手放すしかない、、。イル ファルネートとして成功するだけでは、この地域を守る事はできない。この土地・地域に残っている、勤勉で誠実なブドウ栽培者たちを支えていかなくては、レッジョのワイン文化、価値を存続していけるのではないか?」
2020年より周辺の良質なブドウ畑、栽培農家と協力し始めたマルコ。健全で高品質なブドウを栽培してもらい、市場よりも高い価格で買い取ります。そしてそのブドウから、イル・ファルネートと同じ醸造コンセプトでワインを造っています。ワイナリー名は、イル・ファルネートのある周辺地域の古い呼び名であるRio Roccaリオ・ロッカ。2021年の収穫よりワインがリリースとなります。自分たちでブドウ栽培をしていない分、よりリーズナブルで日常に寄り添う味わいを目指すというリオ ロッカ。またもや嬉しいテーブルワインが一つ加わりました!
(輸入元資料より)
テイスティングコメント:
冷凍していたモストを使った微発泡の瓶内二次発酵。色は濁りのあるイエローカラー。ガスは穏やかな微発泡。グレープフルーツやレモン果汁の様な爽やかな香り。味わいはレモンスカッシュやグレープフルーツジュースの軽い苦味を伴う爽快な味わい、度数は10.5%と低くグビグビ飲める微発泡です。2日目もネガティブな要素は無く、ガスは落ち着きますがグビグビ飲める爽快な味わいは健在です。
スペルグレ 2022年(白ワイン)
生産者:イル・ファルネート
産地:イタリア、エミリア・ロマーニャ
ぶどう品種:スペルゴラ
当主であるマルコ・ベルトーニは、幼い頃から見てきたワイン造りに強い憧れを持ってきました。2000年に8ha放棄地を手に入れ、ブドウ栽培を開始します。効率を考えた近代的な農業を嫌うマルコはあくまでも手作業を中心とし、ビオディナミ式の農業を取り入れつつ、自然環境を尊重した循環型の栽培を追求していきます。畑では一切の農薬、肥料(堆肥さえも)を使用せず、ボルドー液についても、畑を開始した2001年よりほとんど使っておりません。
「自分にとってマルツェミーノやスペルゴラは、とても身近なワインだった、それこそ常にテーブルにある、そんな存在。だから無為に凝縮したワインを造ることよりも、当たり前にあった風景や、伝統を残していきたいんだ。」そう話す彼。あくまでもテーブルワインとしての存在を求める、反対を言えばそんな当たり前の事さえなくなりかけている現実に、逆らうこと。これこそが彼を動かした原動力といえます。
醸造においては、少なからず温度の管理はするものの、不必要な酵母添加を行わず、ごく最低限の亜硫酸を使用するのみです。
(輸入元資料より)
テイスティングコメント:
ぶどうの1割をマセラシオン。色は少し濁りのあるイエローゴールド。金柑やオレンジピール、金木犀などの華やかな香り。味わいはみかんジュースの爽やかな味わいの後に僅かに感じるタンニン、強めの酸味と11.5%と低めのアルコールでグビグ飲める白ワインです。
MOヴァイス NV(白ワイン)
生産者:マーティン・オベナウス
産地:オーストリア、ヴァインフィアテル
ぶどう品種:グリューナー・フェルトリーナー70%、ミュラー・トゥルガウ20%、リースリング
オーストリア最北端のワイン産地であるヴァインフィアテルの西部に位置するグラウベンドルフにて、Martin Obenaus / マーティン・オベナウスは代々伝わるワイン造りと猟師の家系に育った情熱的な生産者です。彼は自分の葡萄畑で働くこと、そしてその周りの生き物と一緒に働くことが大好きでアクティブな人物。彼のモットーは“Unchained / アンチェインド 鎖を解き放つ”。この言葉はあらゆる面での彼の信条となります。バイオダイナミック農法で栽培された彼の葡萄畑は、余計な介入はせず、自然を守り、また支え、自然の成り行きに任せており、人がより関与する関係性である鎖を解き放つことを“Unchained”という言葉で表現しています。自然が解き放たれるような発展を目指して努力することは、いわゆる今までの祖先が行っていた方法、つまり介入の少ない方法であるワイン栽培への回帰となる事でした。
彼自身、バイオダイナミックス農法に対して、介入はせず、サポートをする形を取っています。一例を挙げると、ミミズとバクテリアが野菜を非常に効果的な堆肥土に変える「ミミズボックス」を使用しています。この土を堆肥茶にブレンドし、農薬代わりに葡萄畑に散布します。また昆虫の活動を活発にするため、それらが収容できる独自の「昆虫ホテル」を適切な場所に建設しています。これらが生物多様性、動植物などの哲学に繋がり、バイオダイナミックスの鍵となっています。
現在は木の育成、土壌、植物の保護など、人の手により操作できる技術が多く進められてきた背景があり、より自然とのバランスが求められたエコシステムが必要な時代になっています。彼の祖父の時代は当時の背景もありましたが“近代的な生産方法”でワインを造っていました。その背景を見てきたマーティンはより深く考え、自分のスタイルを確立し、よりこれからのワイン造りの未来を考えた結果、現在のスタイルでワイン造りをスタートさせました。
彼は、収穫された葡萄から醸造に関しても介入を最小限に抑えるよう努めています。 原則として、全房で優しくプレスし、野生酵母による自然発酵で、すべてのワイン(白、ロゼ、赤)は、果皮からアロマを抽出するためにスキンコンタクトを実施します。 皮は醗酵前と醗酵中の両方でモストと接触し続けますが、オレンジワインを生産することが目的ではなく、構造と風味を得ることを目的としています。
熟成に使っている容器は、ステンレスタンク、長期に渡り使用してきた大型の古いオーク樽、そして、花崗岩で作られた石造りの樽です。この石でできた樽は、彼の家族によると、少なくとも 320 年前のもので、重量は 2 トン、1000 リットルのワインを保持できます。彼は、木製の樽と同様に、花崗岩が刺激的であると確信しています。それは酸化の影響はあるものの、風味を放出せず、独特な果実味のある非常にピュアなワインに仕上がるからです。
全てのワインは、澱とともに熟成され、清澄やろ過はしません。亜硫酸については、ボトリングのタイミングに一度、15mg以下のみ使用。そして、ボトリングしてから数か月間寝かせたのち、リリースしていきます。より時間をかけ、じっくり向き合うことが、彼のスタイルでもあります。また彼はいくつかの熟成期間が違うヴィンテージをブレンドして、より深みと複雑さを強調しています。
(輸入元資料より)
テイスティングコメント:
色は少し濁りのあるグリーンイエロー。抜栓直後は還元してますが、徐々に抜けて青リンゴやフレッシュハーブ、新緑の香りが立ち上がります。味わいは青リンゴや和梨などの爽やかな果実感に強めの酸味、後には軽い苦味も有り、度数は10.5%と低くスルスルと飲める白ワインです。安定したワインで、2日目以降もネガティブな要素は感じません。
ヴァイサー・ムラチャック 2022年(オレンジワイン)
生産者:マインクラング
産地:ブルゲンラント地方、オーストリア
ぶどう品種:ヴェルシュリースリング、トラミーナー、ピノグリ
ヴァイングート・マインクラングは世界遺産ノイジードラーゼ湖の南東岸、ハンガリー国境すぐそばのバムハーゲン村に位置しています。ヴァイングートを開設する2001年まではミヒリッツ・ファミリーが代々営む複
合農家で、小麦などの穀物栽培、リンゴなどの果樹栽培、牛、豚、馬、羊等の牧畜業が中心でした。
歴史は非常に古く数百年も以前から農業を生業としてきております。現在は、これらワイン以外の農業が、ビオディナミで育てるブドウ畑に多大な恩恵をもたらし密接な関係性を保っております。
ヴェルナー、ハンネス、ルーカスのミヒリッツ3兄弟で複合農園を両親から引継ぎ、ブドウ栽培・ワイン造りはというとヴェルナーと妻のアンジェラが担当しております。30年前は40haだった農園も現在は2500haに
まで広がり、その90%以上はハンガリーに所有しております。
オーストリアはビオディナミの提唱者ルドルフ・シュタイナーの出身国です。この国は、ヨーロッパで最もビオディナミ、ビオロジック農業が浸透しているのはもちろん、ブドウ栽培とワイン造りを自身の複合農業と密接に絡ませて生物多様性・循環性を実現させているワイン生産者が非常に多い国です。ミヒリッツ家も1980年代よりビオロジックに取り組み始めていましたが、この頃ワイン造りは本業ではありませんでした。
ヴェルナー &アンジェラ夫妻がドイツでワイン造りを学んだことがきっかけとなり、ブドウ栽培・ワイン造りの道を歩み始めます。
2001年にヴァイングート・マインクラングを開設しました。かつてビオディナミ農業の経験がある妻アンジェラの知識と経験を取り入れビオディナミを実践していきます。ビオディナミ農法の大きな特徴の一つであるプレパラシオンも自家製です。例えば、自らの農園で育てたアンガス牛の角と牛たちが自農園で食べた牧草が糞となったものを500番調剤として使用しています。
このアンガス牛は彼らのワインラベルのモチーフとなっています。牛がブドウ・ワイン造りにおいて彼らの重要なパートナーであることはもちろん、ミヒリッツ・ファミリーのDNAに刻まれている生物多様性・自然循環型農業を継続するうえで、牛が非常に重要な役割を担っているからです。
飼っている牛、羊、馬を畑に開放し餌場とさせることで除草剤を使う必要はないですし、彼らの糞尿が畑にとって有益な肥料となり、土壌をより生き生きとした生命力で満たしております。見事というほかない自然生物とエネルギーの多様性と循環型農業が実現された畑はそれは美しく力強く、僕ら人間ですら肌で感じ取れている気になります。
そんなブドウを使ってのワイン醸造はもちろん、ザ・ナチュラルワインの醸造法です。人為的な介入は極力さけ、瓶詰前の亜硫酸塩をごく少量添加する以外に添加物は一切なし。天然酵母での自然発酵、ろ過も清澄作業も極力しません。
(輸入元資料より)
テイスティングコメント:
5日間のマセラシオン。色は少し濁りのある、ピンクがかったオレンジカラー。王冠ですがガスは有りません。オレンジや夏みかん、桃のようなふくよかな香り。味わいは軽やかなポンカンやピーチティーの様なまろやかな味わいの後に続く軽やかなタンニンと強めの酸味、後には旨みも有り、度数は11.5%でスルスルと飲めるオレンジワインです。
ソラ 2022年(ロゼワイン)
生産者:ニットナウス
産地:オーストリア、ブルゲンラント
ぶどう品種:ツヴァイゲルトレーベ
オーストリアのノイジードル湖の湖畔ゴルスにて、ニットナウス家は 1684年からワインに携わる歴史あるワイナリーです。現当主であるハンス・ニットナウスと妻アニータは、 1980 年代に葡萄園を引き継ぎ、その地域のテロワールを最大に反映したワイン造りに全力を注いできました。またビオディナミ農法に専念し、2006年よりrespekt (リスペクトはワインに特化したビオディナミ農法認証団体)を認証、そして、30年以上にわたりオーストリアのワイナリーの中でもブルゲンランドを代表する生産者で、このエリアの発展の立役者の一人となります。
畑はノイジードル湖の北岸東側とゴルスの町の周囲と、西側ヨイスの町の周りにも畑を持ち、主な品種はブラウフレンキッシュ、ツバイゲルト、メルローなどこのエリアを象徴する赤ワインがハンスの代名詞となり、そして、彼の哲学でもある、このエリアのテロワールの表現を確立してきました。またゴルス周辺の生産者のグループ“Pannobile / パノービレ”を立ち上げたメンバーの一人でもあり、周りにも大きな影響を与え、そんな彼の元で Claus Preisinger / クラウス・プライジンガーや Jutta Ambrositsch / ユッタ・アンブロッジなど、彼の指導の元、醸造や技術を学びました。
そんなハンスには二人の息子“Andreas / アンドレアス”と“Martin / マーティン”、そして、姪の“Lydia/ リディア”が現在、新しい世代として、父とは別のワイン作りを2018年よりスタートさせました。元々、父ハンスは、ビオディナミ農法、手摘み、自然発酵、そしてワイン造りへの低介入アプローチが中心となり、ワイン作りを行ってきました。そのため、彼らは自然とより一層、介入を抑えたワイン作りを行い、父に敬意を表しつつ、また新しく独自のスタイルを確立する為、葡萄畑では父の哲学を継承しつつ、セラーでは異なる道を進むことを決断しました。
マーティンは、クリエイティブな面とワイナリーの改装などに携わり、リーダー的な存在です。アンドレアスは、父以外にフランスで醸造を学び、地下セラーのカギを引き継ぎ、重要な立ち位置にいます。またリディアは、デスキクワークを中心に創造的で二人の兄弟をまとめ、サポートをしています。
彼らも勿論、ビオディナミ農法を実践しており、昔から同じ土着の葡萄品種に魅了されています。硫黄の使用は、ボトリング時のみ、ごく少量、また樽は殆ど使用せず、粘土製のアンフォラやステンレスタンク、そして様々な発酵槽を取り入れて、人的介入をより抑えてセラーで向き合っています。ノイジードル湖の北側にあるグリューナー・ヴェルトリーナーやヴェルシュリースリングなど、このエリアでの白葡萄の可能性、またワインの発想に対しても白葡萄と黒葡萄のブレンド発酵、また父の代名詞であるブラウフレンキッシュをよりジューシーでライトに仕立てるなど、実験的かつ挑戦的な醸造を行い、独自のスタイルを作りだしています。
彼らのワインのラベルは、炎を表現しています。元は父ハンスが 2004 年に思いついたラベルのオマージュです。2000 年代、オーストリアのワインのラベルの多くは非常に味気なく、派手なもの多かったため、ハンスはまさにその逆を望んでいました。炎とは常に変化し、優雅で、感動的。穏やかでありながら情熱的、常に新しい形や形状を連想できます。彼らはそのアイデアが気に入り、現代風にアレンジしました。
(輸入元資料より)
テイスティングコメント:
色は少しオレンジがかったピンク色。抜栓直後は僅かに還元してますがすぐに消えて、ザクロや木苺、ピンクグレープフルーツの爽やかな香りに、少し揮発的な香りが混ざります。少しトロッとした口当たりにザクロやグミなどの小さな赤い果実の味わいに続く強めの酸味、後には軽やかなタンニンと旨みが残ります。2日目も還元は残ってますがスワリングすると消えて、熟したイチゴやザクロの香り、味わいは初日よりもふくよかさが増して、後にはたっぷりとした旨みを感じるようになります。
チャーチャ・リュイット 2022 1000ml(赤ワイン)
生産者:アグリコーラ・リュイット・リミタダ
産地:チリ、マウレ・ヴァレー
ぶどう品種:パイス
《Chile x France 伝統の良さとナチュラルな手法!》
22才のときに初めていったチリで農民の暮らしやワイン、家の中でも直火を使う伝統的な料理などなどに魅せられたルイ=アントワーヌ・リュイット。以後チリとフランスを行き来しながら、ワインの知識、能力を高めていきます。ボーヌの学校ではマチュ・ラピエールと一緒になり、マルセル・ラピエールの薫陶を受けることになります。
宣教師が持ち込んだ自根のヴィティス・ヴィニフェラ種(樹齢100年から350年!!!)という遺産、チリの農家ワインの伝統を生かしながら、ボジョレ等で学んだ手法も駆使しつつ、魅力あふれるワインをリリースしています。
5年ほど前のセラーでの汚染により、日本への輸入はストップしていましたが、困難を乗り越え、志ある造り手と協働してワインを作り上げています。
(輸入元資料より)
テイスティングコメント:
色は少し濁りのあるロゼに近い明るい色合い。液体に僅かにガスが有ります。早摘みしたイチゴやザクロ、アセロラの爽やかな香り。味わいはイチゴやアセロラジュースの様な軽やかで酸味の強い味わい、仄かな甘みも有り、冷やしてグビグビと飲みたいスタイルの軽赤ワインです。
その他のアイテム
-
- 泡/白/オレンジ/ロゼ/赤ワインの入ったナチュラルワイン6本セット
- ¥17,500
-
- ラフィネ・ロゼ 2022 テスタロンガ / Raffine Rose 2022 Testalonga
- ¥3,630
-
- グリューナー・ヴェルトリーナー 2021 マインクラング / Gruner Veltliner 2021 Meinklang
- ¥2,640
-
- フライエ・ケルパー・クルトユーア・白 2022 エコロギッシュ・ヴァイングート・シュミット / Frei.Korper.Kultur 2022 Okologisches Weingut Schmitt
- ¥5,170
-
- グランセルヴァ 2017 イル・カヴァッリーノ / Granselva 2017 Il Cavallino
- ¥2,640
-
- ブードゥー・チャイルド 2022 ヴェンツェル / Voodoo Child 2022 Wenzel
- ¥5,390