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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
生産者:インドミティ
産地:イタリア、ヴェネト
ぶどう品種:モスカート・ジャッロ 60%、ソーヴィニヨン・ブラン
タイプ : オレンジ
容量 : 750ml
ヴェネトにも新時代の造り手が現れました。Indomiti インドミティは、1992 年生まれのシモーネ・アンブロジーニが立ち上げたナチュラルワインのプロジェクト。シモーネは、高校卒業後、丸 1 年かけて世界を旅行。その後、トレンティーノやアゼルバイジャン、モンタルチーノ、ブルゴーニュ、ヴェネトなどの数々のワイナリーで研鑽。そして、2018 年に地元ヴェネトで畑とセラーをレンタルしてナチュラルワイン造りを始めたミレニアル世代の造り手です。
シモーネはテクノロジーや化学を排した可能な限りアーティザナル(職人的)な方法で栽培をしたいと考え、長靴と剪定バサミ、ミニトラックを改造したトラクターだけで、たった一人で、ビオディナミの手法を取り入れたビオロジックでブドウ栽培を始めました。インドミティのワインはアートワークであり、エチケットにはシモーネの人生の旅の美しい物語が表現されています。エレガントで美しく、生き生きとした活力を備えた彼のワインは、初ヴィンテージの 2018から欧米で大人気となり、あっという間に入手困難なワインになってしまいました。
Indomiti インドミティは Simone Ambrosini シモーネ・アンブロジーニがヴェネトで立ち上げたナチュラルワインのプロジェクトです。1992 年生まれのシモーネは、高校卒業後世界の果てまで旅をしたいと思い、丸 1 年をかけてオーストラリアとニュージーランドにまで旅に出ました。旅の間は単純な労働者として農業に従事していました。シモーネは、旅の終わり、ニュージーランドの家族経営のワイナリーで働いたある日、今でも彼自身説明できない感情に襲われ、ワイン造りを自分の人生の道とすることを決めたのです。イタリアに戻ったシモ-ネはトレント大学とウディネ大学で醸造学とブドウ栽培を学びました。その後トレンティーノやアゼルバイジャン、モンタルチーノ、ブルゴーニュ、ヴェネトなどの様々なワイナリーで研鑽を積みました。そして、26 歳の時に自分自身でワインを造ろうと決断したのです。
しかし、ブドウ畑もセラーもトラクターも何もなく、彼に言わせると「完璧なスタートでした」。そこで、彼は畑とセラーをレンタルしてもらえないか、周辺の色々な生産者を訪ねて回ったのです。程なく、生まれ故郷であるヴィチェンツァ近郊のコッリ・ベーリチ地区 Arcugnano アルク
ニャーノの村の Lago di Fimon フィモン湖を見下ろす 2.7 ヘクタールの古木のブドウ畑を借りることができたのです。こうして、2018 年から、「インドミティ」のプロジェクトがスタートしました。アンブロジーニは当初からテクノロジーや化学を排した可能な限りアーティザナル(職人的)
な方法でブドウを栽培したいと考えていました。彼の家族は全く別な仕事に就いていることもあって、彼は長靴と剪定バサミとミニトラックを改造したトラクターだけで、たった一人でブドウ栽培を始めました。
畑はビオディナミの手法を取り入れたビオロジックで栽培されています。除草剤や農薬は一切使われず、堆肥やコンポストなども用いません。畑には雑草や花、下草などを生やして生物多様性を維持しています。急こう配で石の多い畑であるため、今のところ耕耘はしていません。剪定や収穫、瓶詰めなどの栽培と醸造における一つ一つのプロセスは、ビオディナミカレンダーに則って、天体と月の位置を考慮した最適の日に行っています。摘芯やグリーン・ハーヴェスト、除葉などは、品種や区画、あるいはその年の天候や状況に応じて実施しています。
しかし、当初は醸造所もありませんでした。そこでシモーネは何人かの造り手を訪ねて、収穫の数週間だけでもセラーに居候させてワインを醸造させてくれないかと訪ね回ったのです。間借りできるセラーが見つかったのは 2018年の収穫の僅か数週間前でした。初ヴィンテージとなった2018 年物は全てのワインが星空の下で熟成されました。というのも、スペース上の理由から、熟成タンクは屋外でキャンプのような状態で、太陽と雨、風、雪に身を委ねて熟成されたのです。まさにインドミティ(不屈)のワインです。
インドミティの畑はヴィチェンツァから南へ車で 30 分の距離にあるコッリ・ベーリチ地区にあります。畑の表土は石の多い赤色粘土で、基盤岩は石灰岩。平均樹齢は 40 年。ガルガネーガ、ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ビアンコ、タイ・ロッソなどを栽培しています。ここはヴェネ
ト州の山岳地帯で美しい風景が広がっています。この地区には、同じナチュラルワインの造り手としてダニエーレ・ポルティナーリやサウロ・マウレ(イル・カヴァッリーノ)などがいます。
ブドウは手摘みで収穫され、小さなケースで醸造まで運ばれます。そして、野生酵母のみで自発的に発酵されます。必要最小限の SO2 以外には何も添加せずに醸造され、無清澄・無濾過で瓶詰めされます。シモーネ・アンブロジーニは自分のワインがテロワールを語ってくれることを、そしてワインを味わう人がコッリ・ベーリチの大地を感じ、その精神と価値、環境と人間の尊重、コミュニティとの調和、様々なしがらみからの独立、希望などを味わって欲しいと考えています。彼は、インドミティの精神は以下の 3 つの言葉で表されると語っています。
1. 古木のブドウ木
2. 若々しい人間
3. 永遠の反抗的精神
『私の夢の 1 つは、世界の一部を切り取り、そのピースの世話をして、物質と精神の秩序を整えることです。私は、不屈のブドウ畑の中に私の生きる術として、そのことを見つけました。ピースは何かに服従することはなく、自由に満ち溢れています。』
ワイナリー名の Indomiti インドミティとは、「不屈な」とか「服従しない」を意味する言葉です。誰にも束縛されず自由にワイン造りをするというシモ-ネ・アンブロジーニの強い想いが込められた言葉です。シモーネは「遊牧民」、現代で言う「ノマドワーカー」、「ノマドワーキング」のように、毎年異なる生産者のセラーを転々としています。2019 年と2020 年はサウロ・マウレ(イル・カヴァッリーノ)のセラーを間借り。2021年からはヴィチェンツァ近郊の Buganoブガーノの集落にあるワイナリーの醸造所を間借りしています。
インドミティのワインはアートワークであり、エチケットにはナチュラルワイン生産者としてのシモーネ・アンブロジーニの人生の旅についての美しい小さな物語が表現されています。エレガントで美しく、生き生きとした活力を備えた彼のワインは、2018 年の初ヴィンテージからイタリアで大人気となりました。その後、RAW WINE BERLIN と VINI DI VIGNAIOLI PARIS の二つのナチュラルワインのフェアで大評判となり、あっという間に入手困難なワインになってしまいました。ドイツ、チェコ、ベルギー、デンマーク、英国、アメリカなどに輸出されています。
(輸入元資料より)
テイスティングコメント:
僅かに濁りのあるオレンジゴールド。オレンジピールや白桃、金木犀、麝香などのモスカートらしい華やかな香り。口当たりは優しく、洋梨やみかん、桃の果実感に柔らかな果実感に続く穏やかなタンニン、度数は10.5%と低く、しみじみと美味しい染み渡るようなタイプのオレンジワインです。2日目、3日目もネガティブな要素はなく、少し果実味が落ち着き、タンニンを強く感じる印象ですが柔らかな味わいが続きます。
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