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泡/白/オレンジ/ロゼ/赤ワインの入ったナチュラルワイン6本セット

17,800円

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20歳未満の飲酒は法律で禁止されています

※当店の抽選販売会(詳細はNEWSの10周年記念 抽選販売会のお知らせ!をご覧ください)にご参加をご希望の方は、備考欄に抽選会希望とご記入ください。6本セットのみ、4月21日17時までにお買い上げいただいた方を対象とさせていただきます。 既にWEBショップで10周年の抽選会にご参加いただいている方は、今回も自動的に抽選を受付けさせていただきます。違う内容で申し込みをご希望でしたら、前回お送りしているメールにご返信いただけますと幸いです。  今月も秋冬使用のセットです。泡、ロゼ、オレンジ、白ワインが各1本に赤ワインが2本入ったナチュラルワインの6本セットとなっております。  今回は希望小売価格の税込合計が21,120円のところ、全国送料無料で税込17,800円と大変お得なセットとなっております。 セット内容 マルヴァジーア 2023年(白微発泡) 生産者:カミッロ・ドナーティ 産地:イタリア、エミリア・ロマーニャ ぶどう品種:マルヴァジーア  現当主カミッロの祖父オルランドが、パルマから南に20km、ランギラーノ郊外アーロラにグロッポーネ(あまりの急斜面であったため「背中」と名付けられた)と呼ばれる小さな畑を1930年に購入したことから始まったドナーティ家のブドウ園。父アントニオはパルマのイタリア商業銀行の経理センターで働きながらグロッポーネでの仕事を手伝っていましたが、1964年に祖父が亡くなってからは一人で畑仕事を引き継ぎました。アントニオの友人で畑を手伝っていたオヴィーディオ(1923年生まれ)が、多忙であった父の代わりとなって畑やワイナリーの仕事を青年カミッロに教え、良き友人としてアドバイスし続けたことで、謙虚さを持った職人としてのカミッロの礎が築かれました。  カミッロはオヴィーディオのことを「偉大な友人であり、師」と慕い、オヴィーディオの晩年まで良い関係は続きました。カミッロの代に入り、自家元詰めを開始、1992年に初めてのワインをリリースしました。現在はバルビアーノとフェリーノに点在する標高300m前後の自社畑12ヘクタールに加え、2017年から借りているヴィディアーナの標高250mほどの5ヘクタールの畑でブドウを栽培しています。妻フランチェスカ、妹クリスティーナ、義理の弟モレノ、従兄弟、義理の父、動ける人はみんな働く文字通りの家族全員攻撃でこの地方に残る伝統的な醸造やブドウを守るために尽力しています。  生産しているすべてのブドウに対してマセレーションを行い、野生酵母による醗酵、全ての工程で温度管理を行なわず、出来る限り自然な形で醸造しています。フリッザンテ製造のためのフィルタリング作業にも木綿の袋を使用し、二酸化硫黄の添加もブドウをプレスした直後にのみ使用されるだけで、その量もごく少量です(30-40mg/l)。    カミッロはかつてこの地方で伝統的に行なわれていた、ワインの残糖分とブドウに付いていた野生酵母を利用しての瓶内2次醗酵をいまだに行なっています。それはA.アルコール醗酵が完全に終わり辛口に仕上がったもの、B.醗酵途中のモスト(アルコール度数で2.5‐5%程度)を一部取り出し、翌春まで冷暗所に保管しておいたもの、この2つをブレンドしてボトリングすることで生み出されます。Bの、醗酵途中のモストの醗酵を止め、甘いまま翌春まで保管しておくために、木綿の袋がフィルターとして使用されます。木綿程度の目の粗さでは酵母や微生物は難なく通ることができ、本来のフィルターとしての意味はほとんど無いのですが、これに通すことで活動していた酵母たちは何らかのストレスを受け、醗酵を一時的に止めてしまいます。そのモストを密閉容器に入れ冷暗所に保存し、翌春ボトリング前にAのワインにブレンドします(辛口のフリッザンテの場合、アルコール度数で1%程度を瓶内2次醗酵で生産させるため、ブレンドしたワインが約1.6%の糖分を持つように調整します)。ボトリング後、温度の上昇が主な要因でしょうが目覚めた酵母が再び活動を始め、ワイン中の残糖分を食べ、アルコールが生成されるのと同時に炭酸ガスが発生し、夏を越え秋になるころにはフリッザンテとなるわけです。白のフリッザンテにはマルヴァジーアを、赤のフリッザンテにはボナルダの醗酵途中のモストを使用しています。Bのモスト(ワイン?)で、辛口のフリッザンテのブレンドに使われずに残ったもので、ドルチェ(甘口)のフリッザンテが造られます。 (輸入元資料より) テイスティングコメント: 色は僅かに濁ったイエローカラー。ガスは穏やかな微発泡程度。洋梨や赤肉メロンバナナなどの華やかな香り。味わいは洋梨やグレープフルーツの砂糖漬けなどの程よくボリュームのある味わいの後にピルスナービールのような苦味が有り、個性的な味わいです。2日目以降もネガティブな要素は無く、オリ由来のまろやかな味わいも加わり、苦味が少し落ち着き、よりバランスが良くなった印象です。 サンティス 2022年(白ワイン) 生産者:ヴァイングート・ウィラー 産地:ドイツ、バーデン ぶどう品種:シャルドネ50%、ミュラー・トゥルガウ  ワインの美しさは、人生と同じように、日々続く物語のよう。ワインは曲がりくねったエキサイティングな道筋を作り出し、のちにしずくの中にたどりつくことができる。  そう熱く語るのが、南ドイツ、バーデン地方カイザーシュトゥールでワインを造る当主のイナ・ウィラーさん。常にこのことを意識し、自分の仕事は1年365日の物語を保存することだと言います。彼女の祖父はワイン醸造家だったが若くして亡くなり、祖母が姉とともにワイン造りを引き継ぎます。彼女は高校卒業後、ガイゼンハイム大学でぶどう栽培を学び、オーストリア、ドイツのワイナリーでビオディナミ農法を勉強した後、祖母の畑を引き継ぎ、2016年に3000本あまりですが、念願の初ヴィンテージをリリースしました。  現在、美しいカイザーシュトゥールの健康的で健全な畑で5年間、2.5ヘクタールの畑で農薬などを使わずにぶどうを栽培し続けており、また、1890年遡る古いワイナリーを自分たちで改修中で、温度を一定に保つアースセラーも計画中だそうです。祖母と大叔母からインスピレーションを受けて育った彼女は、古くからの伝統と文化を大切にし、自分のワインに家族の歴史の一部を写し出すよう心がけています。 (輸入元資料より) テイスティングコメント: ミュラーの一部を1週間のマセラシオン。色は濁りのあるグリーンイエロー。グレープフルーツや和梨、新緑やフレッシュハーブなどの爽やかな香り。味わいはグレープフルーツやポンカンなどの柑橘類の果実感と軽やかな苦味、後には強めの酸味と軽やかな旨みが有り、度数は11%と低いのでグビグビ飲める白ワインです。 スプレッド・ユア・エル・ジー・エス 2023年(オレンジワイン) 生産者:ゲオーグ・リンゲンフェルダー 産地:ドイツ、ファルツ ぶどう品種:ショイレーベ33%、ゲヴュルツトラミネール33%、残りリースリング、シルヴァーナ、ミュラートゥルガウ  ゲオーグ・リンゲンフェルダーの家族はこの地で500年前からブドウを栽培しています。また、3世代前からこのワイナリーでは不介入主義が貫かれており、化学農薬や除草剤といった化学製品や培養酵母が使用されたことは一度もなく、補糖や補酸もしてきませんでした。畑こそが全てを生み出すものという考えの元、なるべく重機を畑に入れない工夫も代々施されてきました。  そんな家族の現当主となったゲオーグは、父親のラインナップとは別に独自のワインを造り始め、2021年に最初のビンテージをリリースしました。大学で地質学を専攻していたゲオーグは地層の違いに詳しく、父親から畑を譲り受けた際も、彼が地質的に最も「面白い」と思う区画を分けてもらいました。またゲオーグにドグマチックな考え方はあまりなく、常にブドウ樹と対話しながら畑仕事をしています。本人も言うように「ワインメイカー」ではなく、自然のプロセスのエスコートをしている管理人のような感覚はゆったりしている彼の話し方からも伝わってきます。家族代々自然を尊重したワイン造りを続けてきたからか、彼が自然に対して持つ畏敬の念は会話を通じて強く伝わってきます。ブドウやモストの扱い方も非常に丁寧で、まるで赤子をあやしているようにも見えます。  グロースカールバッハは有名なダイデスハイムから北に20kmの位置にあり、ゲオーグの畑はショヤマンやゼッキンガーよりもライン川に近いです。そのため土壌はより肥沃かつ気候やより温暖で、丸みと温かみのあるワインができます。2021年がファーストビンテージの彼の旅は始まったばかりであり、既に大きく注目されている若手です。 (輸入元資料より) テイスティングコメント: ショイレーベ、ゲヴュルツは全房でプレス、残りのブドウは2日間マセレーション。色は僅かに濁りのあるイエローゴールド。みかんやオレンジ、蜂蜜や海苔、シナモンなどの複雑な香り。少しトロッとした口当たりに桃や煮詰めたグレープフルーツなどの凝縮した果実感、柑橘類の皮をかじったような心地よい苦味とタンニンが続き、複雑な印象の軽やかなオレンジワインです。2日目、3日目もネガティブな要素は感じませんが、4日目くらいから果実感が落ちてきた印象です。 シュヌッキ 2023年(ロゼワイン) 生産者:ハレタ 産地:オーストリア、ブルゲンラント ぶどう品種:ブラウフレンキッシュ  ハレタの家族はオーストリアのブルゲンランド、ノイジードラーゼ、湖の美しい街、ヴァイデン・アム・ゼーに1725年より農家として居を構えていました。世代が受け継がれて行く中で徐々に有機栽培を行い、現在のトーマスとクラウディアの手により有機ブドウの栽培に移行しました。トーマスは1996年にクレムスの栽培学校を卒業後、両親とともに時間をかけブドウ栽培へとシフトし、彼に受け継がれ、2006年にオーガニック農業に切り替え、2009年より認証を取得しています。Demeterのメンバーです。 (輸入元資料より) テイスティングコメント:  色は濁りのあるオレンジとピンクの中間の様な色合い。液体に僅かにガスが有ります。オレンジやピンクグレープフルーツ、アセロラの様な華やかな香り。味わいは少しトロミのある口当たりにグミやピンクグレープフルーツ、オレンジの果実感に軽やかな苦味や僅かなタンニンが後に続き、旨みも充分でコストパフォーマンスに優れたロゼワインです。2日目もネガティブな要素はなく、安定した印象です。 チャーチャ・リュイット 2022 1000ml(赤ワイン) 生産者:アグリコーラ・リュイット・リミタダ 産地:チリ、マウレ・ヴァレー ぶどう品種:パイス 《Chile x France 伝統の良さとナチュラルな手法!》  22才のときに初めていったチリで農民の暮らしやワイン、家の中でも直火を使う伝統的な料理などなどに魅せられたルイ=アントワーヌ・リュイット。以後チリとフランスを行き来しながら、ワインの知識、能力を高めていきます。ボーヌの学校ではマチュ・ラピエールと一緒になり、マルセル・ラピエールの薫陶を受けることになります。  宣教師が持ち込んだ自根のヴィティス・ヴィニフェラ種(樹齢100年から350年!!!)という遺産、チリの農家ワインの伝統を生かしながら、ボジョレ等で学んだ手法も駆使しつつ、魅力あふれるワインをリリースしています。  5年ほど前のセラーでの汚染により、日本への輸入はストップしていましたが、困難を乗り越え、志ある造り手と協働してワインを作り上げています。 (輸入元資料より) テイスティングコメント: 色は少し濁りのあるロゼに近い明るい色合い。液体に僅かにガスが有ります。早摘みしたイチゴやザクロ、アセロラの爽やかな香り。味わいはイチゴやアセロラジュースの様な軽やかで酸味の強い味わい、仄かな甘みも有り、冷やしてグビグビと飲みたいスタイルの軽赤ワインです。 ヴェルエ・ロート 2023年(赤ワイン) 生産者:ヨハネス・ツィリンガー 産地:オーストリア、ヴァインフィアテル ぶどう品種:ツヴァイゲルト85%、メルロー  ヨハネス・ツィリンガーは家族経営のビオヴァイングートで、フェルム=ゲッツェンドルフ最大の功労者です。ヨハネスの父ハンスは1980年代に既にオーガニック栽培に回帰しており、オーストリアにおけるナチュラルなワイン造りの先駆者のひとりです。畑と葡萄は30年以上、健全な状態で活力を与えられています。  ヴァインフィアテル東部のこの地域は、イリュリア人とケルト人が葡萄を栽培してワインを造ったのが始まりとされています。フェルム=ゲッツェンドルフは、時のバイエルン州パッサウの修道院によって設立されました。この地域で最も古い葡萄畑Steinthal(シュタインタール)は、1520年の文献でその名を見ることが出来ます。  現在、ツィリンガー家が管理しているKellerberg(ケラーベアグ)の地下ケラーは、戦時中には防空壕として使われていました。1673年、ダヴィッド・ツィリンガーがヴァイングートを創始。1980年代までは多くの家族同様に葡萄栽培は副業であり、当時は養豚に力を入れていました。1984年にすべてを有機栽培へと転換し、1994年には純粋なワイナリーとなったのです。  ハンス・ツィリンガーは、オーストリアにおけるオーガニック栽培の先駆者の一人です。彼は当時すでに、古代の葡萄品種やクローンを探していました。オーガニック栽培の手法は養豚経験の結果から生まれました。  ハンス 『私たちの豚は、非常に過保護に育てられていましたが、しばしば病気がちでした。抗生物質を用いた治療を試みたりしたのですが、治すことが出来ず、何度か豚達を屠殺せざるを得なくなりました。1980年代、子豚たちが瘢痕から来る病気に苦しんでいた時のこと、従来の治療法は効果がありませんでした。私の父は、その昔は酢を塗付して治療したことを私に教えてくれました。そして、解決したのです。これが私の転機となりました。私はドイツの有機栽培農園を訪れ、見聞を広めました。1984年に、有機農法に転換しました。養豚を含め、様々な農業のすべてに有機栽培を実行することは不可能だったので、事業は自然と絞り込まれ、1994年にはワイン醸造を開始しました」。  彼をワイン造りに導いた決定的事項はSteinthal(シュタインタール)に植わる樹齢100年のSt.Laurent(ザンクト・ラウレント)でした。 『年を問わず、この畑は常に健全で熟した葡萄を育んでくれます。この葡萄は房は少ないものの、とても上質な葡萄です。無農薬栽培に取り組んだ契機であり、知名度の低い品種であっても同様に手間をかけます。』  今日では、30年に渡って有機で栽培された畑はヨハネスに引き継がれています。生命力を引き出された葡萄は、ヨハネスの哲学、セラーでの最低限の干渉によって、長い生命力と多彩な魅力を持ったワインへと昇華します。2013年からは葡萄の購入を止め、すべて自社栽培の葡萄によるワインとなりました。畑のコンポスト治療のために、畑には50種類ものハーブが植えられています。 『除草と殺虫の効果を持つタイムだけでなくペパーグラスやシトラス・タイムが必要です。畑の緑化だけでなく植物の保護にも繋がります。』  (輸入元資料より) テイスティングコメント: 色は濁りのないルビーレッド。イチゴや梅、ザクロの酸味のある赤果実に、少しレザーや薬草、ほうじ茶などの香りが混ざります。液体に僅かにガスを感じます。味わいはジューシーな早摘みしたイチゴやプルーン、梅などの果実感に続く穏やかなタンニン、中程度の酸味が続き、後にはじわじわと広がる旨みを感じます。2日目もネガティブな要素はなく、初日同様のバランスと旨みのある味わいが続きます。

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